どうして「シンスプリント」になるの？（シンスプリントになる原因）
「シンスプリント」の痛みは骨折した時のような激痛ではなく、鈍痛なのが特徴です。主にすねの内側が痛くなりますが、場合によってはふくらはぎや、すねの外側に痛みが出ることもあります。初期の段階では走ったり、触ったりすることで痛みを感じますが、進行すると何もしなくても痛くなることがあります。
シンスプリントは、「Shin（シン）＝ すね、Sprint（スプリント）＝ 語源は走る」からきており、ランニングやジャンプを繰り返す（オーバーユース）によって発症しやすいスポーツ障害です。陸上競技や野球、サッカー、バレーボール、バスケットボールなどの競技で見られます。
すねの部分には、ふくらはぎの筋肉を代表する下腿三頭筋や後脛骨筋など、多くの筋肉が着いています。これらの筋は、ランニングやジャンプの動作の際に、すねの骨膜を引っ張ります。この動作を過度に繰り返すことで、筋肉と骨膜の間にストレスが生じて炎症が起こり、痛みが出ると言われています。
特にランナーに多いとされ、スポーツを始めて間もない人では、以前より運動量が増加したことでオーバーユースになることが多いと言われています。
この他にも、以下のようなことが原因でシンスプリントを発症することがあります。
・硬い道路や路面での走行
・かかとがすり減ったシューズでの歩行
・適切でないシューズやスパイクの選択
・O脚やX脚、扁平足などの足の形状
・股関節や膝、足関節の柔軟性の不足
シンスプリントは、他の筋肉痛とは違い、放っておいても痛みが取れることはありません。
痛みを放置して運動を続けることにより、「疲労骨折」を起こし、長期の休養が必要になることもありますので、思い当たる症状がある場合は、一度『からだ工房名古屋栄5丁目店』までご相談ください。しっかりと原因を突き止めた上で、適切な施術を行えるようカウンセリング行い、痛みの改善に向けてサポートいたします。
